2010年4月25日日曜日

webでプレゼンしよう

孫社長と三木谷社長のプレゼン&対談がUPされてました。
http://www.ustream.tv/recorded/6375858

経営者が抱えている危機感は同じようで、弊害の多い規制を撤廃すべきだと言う意見も全くもって同意。
で、孫さんのプレゼンを見ていてふと違和感をおぼえた。
現在はすでに10Gbpsの回線速度も可能になっている。
100Mbpsの光回線を30年償却で全国に敷くって、30年も100Mbpsの回線を使うのか?現時点で10Gbpsが可能なのに?
たしか俺がADSLから光回線に乗り換えたのが2年ぐらいの期間だったから、30年後どころか2年後に100Mbpsの光回線を使ってるかどうかすら分からない。
うーん。超ハイリスクな投資ですね。
と思ったら、既に池田先生が冷静かつ合理的な意見をエントリーしていた。さすがです。
情熱と信念をもって貫こうとする孫さんの姿勢は多くの支持者を集めている。
たしかにこのプレゼンを聞いてても楽しいんだけど、インフラビジネスでは経済合理的なビジネスモデルが成功するということを忘れると、後になって痛い目にあいます。
直流より交流、ガスより電気、ポータルより検索、テレビよりウェブ、シングルコアよりマルチコア、ガソリン車より電気自動車。みたいな感じでしょうか。

最近は圧倒的に経済合理性を追求する文化圏であるアメリカ勢のGoogleに、プライベートでも仕事でもお世話になりっぱなしです。プライベートでやってる事が仕事につながってるので境界がないんですけど。
Googleドキュメントでは表計算からグラフ作成、共有に至るまで多くの機能が日々追加されていってます。これで無料とは、恐るべしGoogle!マイクロソフトも同じぐらい優秀なエンジニアがいるのに何でこれほど勢いが違うんだろうか。間違いなく経営陣の戦略ミスですね。
ある時代にリーダーになった企業は次世代のリーダーになれないという技術企業に関する法則はやはり覆せないのでしょうか。

それはさておき、Googleドキュメントを使ってこんなことができるんだよってことをざっくりと説明します。


データを入力してグラフを生成します。なんでもよかったんですが、せっかくなので各国の1人あたりGDPを使いました。





続いては図形描画のアプリケーションを使ってドキュメントを作成します。スプレッドシートと同様に共有や共同編集が可能です。


もはや中小企業ならMSのお世話にならなくてもいいんじゃないかと思えるぐらい充実した機能がそ
ろってます。


エンジニア仲間に「webでプレゼンまで出来る時代っていいよね」って言ったら「そんなこと出来るの?」って。
えーと、君は確かエンジニア?だよね?

「うちは社内規則で使えるソフトが決まってるんだ」って。
ぬぁにー!!この時代にまだそんなこと言ってんのか!?
社長はどんな人って聞いたら”60超えてる”って・・・

私の最善の提案です。
そんな組織は辞めなさい。君は今、タイタニックに乗っている。
沈み行く舟でスイートルームの取り合いをしてどうなる?
理解のある組織に移るか、自分で舟を作ったほうがいいよ。
もっとOpportunity Costを考えるべきだ。
自分で舟を作るときは俺があらゆる知恵を絞って協力するから、気兼ねなく相談してくれればいい。
そのときの請求書の宛名は君宛でいいかな?

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