世間一般では、トレーダーや投機家が行っているのはマネーゲームで世の中の役にたっていないと考える風習がある。
他にもれず俺も以前はその観念に縛られていたけど、今ではマネーゲームが世の中を良くしているとさえ考えるようになった。
量販店が商品を右から左に流すのはマネーゲームじゃないの?
銀行が預金者の金を企業に貸すのはマネーゲームじゃないの?
証券会社が国債を安く買って一般人に高く売るのはマネーゲームじゃないの?
リスクを取って利益が出れば納税する投機家より、納税者から搾取する公務員の方がなぜ社会の役に立っていると言えるの?
疑問を持って考えてみると如何に感情論が合理的判断を阻害しているかに気づく時がままある。
恐らくは、大衆迎合で無知な人々をターゲットにしたマスコミビジネスの影響が多分にあるのだと思う。
マネーゲーム=悪 みたいな考え方を公共の電波を使って流すのはどうなんだろう。多様な価値観に中立である事がジャーナリズムじゃなかったんだろうか?今のマスコミにジャーナリズムを求める方が酷なのかもしれないけど。
突き詰めれば、既存のビジネスのほとんどはマネーゲームに当てはまるんじゃない?というのは言い過ぎなのかな。
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